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練習を減らす上達法


練習しすぎのゴルファー

「アマチュアゴルファーは  練習をしなさすぎる。」

そんな話を聞いたことはありませんか?

これはある人によってはその通りですし、ある人によっては大きく違っていると思います。 今回の生徒さんは真面目に練習をしっかり行っていました。

しかし結果は良くなるどころか悪くなっていました。。


ドライバーに苦しんだ生徒さん、

転機がおとずれました。

実はうまくいくきっかけは 練習量を減らしたことだったんです。

今までたくさんやっていた練習を 極限までに減らすことにしました。

今までといえば

・グリップをチェックして ・素振りを何十回も実践して、 ・球を何百球も打って、 ・セットアップルーティンの練習を繰り返して、 ・ローテーションの練習をして ・フィニッシュの練習をして ・今はやりの練習器具で素振りをして ・左手素振りをして ・右手素振りをして ・下半身だけ意識したシャドーをして

そんな風に毎回の練習で 努力家の生徒さんは自らたくさんの練習を 事細かに実践していました。

これだけやって上達しないなんておかしい!

そんな風に生徒さん自身も思っていたそうです。

そして、生徒さんもとにかくたくさん練習をしなければ、、、 焦る気持ちばかりが募ってしまったそうです。


実際、、、逆効果でした。

むしろ、練習量を減らすことで ゴルフが上手く行きました。

何故でしょうか?


練習を1つに絞るべし


この生徒さんに伝えたことは1つだけ。

「練習量を減らしてみてください。  その代わり、1日1つの練習だけ集中してください」

どういうことか?

というのも、色々スイングのポイントを意識することは、 逆にあなたのスイングの意識を散漫にしてしまうところがあります。

スイングの悪いところを 直すのは大事なのですが、


例として

突然、外国人から訳の分からない言葉で 沢山話しかけられた時に、全く理解できないように、、、

練習でも、 たくさんのことを同時にやっても スイング自体が混乱していくことが多いです。

だから、ティーチングプロというのは スイングを少しずつ直すために いきなり全てを教えることはしません。

もちろん説明はしますが。

それは決して2回目に来てほしいからでも レッスンの出し惜しみをしているわけでもなく、

スイング作りで1つのことを実践したら、 そのポイントを繰り返して固める ということが絶対に必要だからなんです。

まずは1つのことを集中してやることが スイング作りにおいても有効なのです。

どれだけ時間をかけて、 どれだけたくさん練習場に行っても、

まずは1つの練習を繰り返すことが出来なければ 先には進めないでしょう、、、

だからこそ、1つ1つのドリル、 毎週の練習は特に大事にしてください。




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