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執筆者の写真服部 公翼

日替わりの感覚

こんにちは、服部です。

あなたはゴルフレッスンを受けた時に、 こんなことを言われたことはありませんか?

「ダフリ・トップが多く出ていると思いますね。  それを直したければ、まずは体の軸ブレを直す必要がありますよ。

 まずは、そこから直していきましょうね。」

ほとんどのレッスンは生徒さんと話をしながら、

こんな風に改善策を提案していますが、

生徒さんからしたら、 「えっ、軸ブレ?手の使い方とか、バックスイングの上げ方じゃないの?」

って感じている方が多いと思います。

これって、例えば 最近、頭痛がひどくて病院に行った時に お医者さんの診断を受けた結果、 「噛み合わせが原因ですね」と言われるような衝撃かもしれません。

「えっ?そんなこと??」

という、関係ないような部分が原因だったと言われたことはありませんか?

頭がいたいなと思って、頭痛薬を飲んでごまかしごまかし、 ストレスが多いと思って安静にしているのに直らない…

でも、原因は、かみ合わせだったら ちょっとショックですよね。


ほとんどの人は、この頭痛の例のように 目に見える部分や、感じている部分が大事だと思いますよね。

目に見えたり、感じられなければ 私たちは行動したり、改善したりできません。

実際、ゴルフスイングでもこんなことが起きてしまっています。

インパクトの時に何故か手が痛くなりやすかったり、 ダフリ・トップが大きい時に

多分、手先の動かし方が悪いとか、 インパクト付近の動かし方が悪いんじゃないか、 と仮定したくなると思います。

これは、ゴルフスイングの 目に見える部分や、感じやすい部分に注目してしまっているからです。

ゴルフスイングで最も感じやすいのは腕の動き、手首の動きだからです。


感覚に頼らない大きな部分が最も大事


もちろん腕の動きもすごく大事です。しかし、ゴルフ上達に最も大事なのは あなたが、スイング動作での体の大きな部分を意識することなんです。

腕の動きや、手先を改善しても 一向にショットがよくならないということであれば、 手・腕以外の部分を意識してみてください。

例えば、アドレスと、下半身です。

アドレスでは毎回

同じ構えができているか、打ちたいボールに適した

アドレスになっているか

下半身であれば、フットワーク、回転運動ができているか。 安定さを保つ。

と言ったシンプルなイメージで構いません。

この2つを意識するだけでも、ショットの安定性が高まり、 練習の質を高め、スコアにも左右してきます。

より良いスイングを目指すなら、 普段感じやすく感覚が変わりやすい、

身体の腕など細かな動き、感覚ばかりでなく アドレスや下半身など根本となる大きな部分に注目することが大事です。

でも、そこは普段あまり意識しないもの。

スイングの起点となるアドレスや体の大きな部分を意識出来るゴルファーの方が、 見えやすい手先部分ばかり練習しているゴルファーよりも上達するとあなたも思いませんか?

ショットが上手くいかない原因を手先など細かな部分に求めてばかりいると いくらたっても大きな改善はしないかもしれません。

そういう時は、 普段意識しない部分を もう一度見なおしてみましょう。




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