前回の続き、加速インパクトをするために必要なのは切り返しでの脱力とお伝えしました。
なぜ切り返しでの脱力が加速インパクトになるか、それは
◇スイングでの重要な体の連動性が適正になるから
切り返しでの連動性、簡単に言うと動きの順番なのですが
大きなパワーを生む理想的な順番は
1.膝下
2.膝
3.腰
4.肩
5.腕
6.クラブ
このような順番が理想的です。下から順番に連動していくことで少ない力でも、大きなパワーが生まれます。
打撃系のスポーツはみんな同じこの順番です。
それが力み、腕の力が入ると理想的な順番が崩れ順番が逆転します。
1.クラブ
2.腕
3.肩
・・・・
のように。
そうすると連動する大きなパワーが使えない上に、先行する下半身の動きにならないのでインパクトで詰まりが生じます。
それこそが減速インパクトとなるのです。
◆ハンドレートインパクト
◆前傾の起き上がり
◆フォローでの腕の詰まり
このような現象にお悩みの方は連動が上手くできておらず減速インパクトになっていると思ってください。
ではどうすれば切り返しで脱力できるか、これは人それぞれなのでスイングをチェックしないと確定的なことは言えませんが共通することは
▲過度なグリッププレッシャー
▲スイング中呼吸を止めている
と言う点です。
まずはこの2点を意識して逆のことを練習してください。
グリップはドライバーの場合20%の力でOK、呼吸は止めず息を吐きながらスイングしましょう。全然力が入らない感覚だと思いますがそれで良いのです。
力ではなく連動性が大きなパワーを生むのですから。

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