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執筆者の写真服部 公翼

前回からのシャフトのお話 「重さ&長さ」


前回の話のおさらい


前回のブログのシャフトの硬さの話、覚えていますか?

要点だけまとめると、 ヘッドスピードだけでなく、 スイングテンポも

シャフトの硬さを選ぶ際に 考慮しようということでした。

<<まとめ>> 遅 ⇒⇒⇒⇒⇒ HS ⇒⇒⇒⇒⇒ 速 柔 ⇒⇒⇒⇒⇒シャフト⇒⇒⇒⇒⇒ 硬 J、L、A、 R、(SR)、S、X、(XX)

※ スイングテンポが遅い方はもう1つ柔らかいものも検討する ※ スイングテンポが早い方はもう1つ硬いものも検討する


シャフトの種類は硬さだけでなく 重さの違いもあります。


軽いシャフトと重いシャフトの違い


シャフトの硬さ同様に重さもシャフトを選ぶ際の 判断基準になりますので覚えておいて下さい。

まず前提として、クラブヘッド、シャフト共に ある程度重さがあった方が遠心力が働きますし、衝突エネルギー

が増えるので重いほうが飛距離が出ます。

単純に考えればシャフトは重くしたほうが 飛距離アップにつながるでしょう。

とはいえ、人が振れるクラブの重さには 限界がありますし、人によって筋力も違いますから

自分がしっかりと振れる重さのシャフト・クラブを 選んでいただくのが良いです。

その時に注意して欲しいことがあって

1ラウンド終わるまで、しっかりと振れる重さを目安にして欲しい ということです。

1,2回問題なく振れるくらいの重さを目標にしてはまずいです。

例えば、ラウンドで18H回った後に クタクタになって、もうクラブを振れなくなってしまっては重すぎます。

それでは、後半にバテて ヘッドスピードが落ちてしまい 飛距離が落ちてしまいます。

ですから、シャフトやヘッドの重さを選ぶときは 1日ラウンドしても問題ないか、もしくは連日ラウンドしたとして 体力が持つか考慮して選びたいです。



考慮すべきシャフトの長さ

人によっては、シャフトの長さを選びたい という方もいらっしゃると思います。

アマチュアで細かくシャフトの長さまで 選ばれている方は少ないのですが

やはりその人にあった長さのシャフトというのはあります。

プロなどで言えば、体格を測定し その人にあったシャフト・クラブを 選んでいるのですが

アマチュアの方はそこまでの ラインナップがなかったり、 選択肢の幅は少ないと思います。

ですが、興味が有る方はリシャフト などで対応できることがありますから 試す価値はあります。


さて、話を戻すと クラブの長さが長いか短いかによって シャフトの重さをどうするかも変わります。

クラブを長くしてゆったり振りたい方は 軽めのシャフトがあっていますし

短めのクラブでプレーしたい方は 重めのシャフトにしてあげるとバランスがよくなります。

長さによって総重量が変わるので シャフトを長くしたいか短くしたいか で重さも考えて頂けると良いと思います。


<<まとめ>> シャフトの硬さは スイングテンポとヘッドスピードを考慮する。

シャフトの重さは スイングして振り抜けるか、1ラウンドしても問題ないか シャフトの長さを考慮する。

参考にしてみてください。




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