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執筆者の写真服部 公翼

ゴルフボールで飛距離アップ



少し昔話をします。

1901年のはじめ、、、 兵庫県の六甲に初めて イギリス人によってゴルフコースが作られ、

日本のゴルフがスポーツとしてスタートしてから 一挙にゴルフは広まっていくことになりました。

その後、ゴルフは 外国人プレーヤーから、 日本人に徐々に受け入れられるようになり バブル期にはピークになりました。

その間、ゴルフ人口が増えるにつれて ゴルフボールも国内で大量生産されていき、 日本メーカーもその製造開発に苦心しました。

それがダンロップやブリジストンと言った ゴルフボールメーカーです。

ダンロップは1930年に 初の国産のゴルフボールを製造しましたが

当時は現在のようなマルチピース構造の ボールは開発されていませんでした。


現代のボール性能のポイント


さて、そんな最新のゴルフボールを 使うだけで10~20yの飛距離アップを体感できるといわれていますが

ボール1つとっても パッティングし易いように 線が引いてあるモデルなど

良いボール、使いやすいボールを使うことは あなたの良いゴルフを生み出すことにつながります。


そんな、現代のゴルフボールの性能を引き出したのが2つのポイントです。

それが『ディンプル』の開発と『マルチピース構造』です。

初の国産ボールが発表された 1930年代当時、既にディンプルはありましたが まだマルチピース構造ではありませんでした。

ディンプルは、 ボールの凸凹が飛距離につながるという点で、 傷がついたボールをショットしていたところ、

そのボールが思った以上に飛んだ と言ったアイディアから開発されたそうです。

凸凹がうまい具合にボールに浮力を与え

科学的に計算された空力が ボールの飛距離を生み出すいい例です!


マルチピース構造は様々な特性を与える

効果を持ちます。

1ピースから5ピースまで様々な材質の重ね技により

ドライバーではスピンを抑えて、

ウェッジではスピンを増やす

なども可能になってきています。


ゴルフボールの多様化


現在でも、大手ゴルフボールメーカーは たくさんのゴルフボールを発表しています。

飛んで止まるボール、更に飛ぶボール、 とにかく操作性の高いボール

様々な性能を持ったボールが 開発されるようになりました。

1ピースのボールから5ピースのボールまで。

ボールがたくさんある分、 迷ってしまう人もいるかもしれませんね。

このボール選びというのは ドライバーだけでなく、 アプローチの打感、パターの打感などの

感覚的要素も加わるので

一概には簡単に言えないのですが

色々使ってみて好みのタイプを選んでください。


飛ばしたくてディスタンス系を使っている方も

ディスタンス系はスピン量を減らすことで ドライバーでの距離を伸ばそうという意図があるので、

元々低スピンの方は ボールがドロップしてしまい飛距離が向上しない可能性もあります。

そういった方はスピン系を使うと飛距離が伸びたりします。

遊びのゴルフで複数のボールをラウンドで使って 検証してみることが、結果がわかりやすいかもしれません。

ゴルフボールを上手く活用して 飛距離アップを実現してください!






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